サッカーの進化に伴うスパイクの変化

サッカースパイクの原型は94年前の1923年、デンマークのhummel社が当時、革靴主流であったものに滑り止めのスタッドをつけたことに始まります。現在まで多様な進化を遂げてきましたが、基本的には革靴にスタッドという形式は変わりません。

以前は牛革やカンガルーレザーなど高級素材を使用した無骨なスパイクが主流で、カラーも黒ばかりでしたが、1980年代から近代サッカーへの変革と共に大きく変わり始めました。運動量やスピードが求められる戦術に対応する為に軽量化が図られ、人工皮革が増えていきます。また、ピッチの状況に合わせたグリップ力やボールの回転力を高める工夫も研究され、スタッドの形状なども様々なタイプが生まれています。

その他、黄色やピンク等のカラフルなカラーも当たり前となり、好みにあった個性的なのものをチョイス出来るようにもなりました。スパイクは、足を守る事は勿論のこと、個々のポテンシャルを十分に引き出す為に進化を続け、同時にサッカーにも変化をもたらしている。

スパイク