どうしてサッカー日本代表は弱い?
2011年、女子サッカー日本代表チームがワールドカップで優勝したのに対し、男子サッカー日本代表は未だに一度も優勝経験がありません。それどころか「弱い」というイメージすら持たれています。
では、どうして男子サッカー日本代表は弱いのでしょうか。
その理由として第一に考えられるのがJリーグが弱いことです。Jリーグはアメリカやヨーロッパのリーグに比べてパススピードやランニングスピードが非常に遅くレベルが低いです。そのため、いざ海外の選手と戦うと手も足も出ないという状況になってしまうのです。また、日本人の性格も弱さの原因の一つと考えられます。日本人は他国の民族と比べ、決まり事や規律をしっかりと守るという特徴があります。そのため、攻めと守りが目まぐるしく変わり、臨機応変に対応していかなければならないサッカーにはあまり向いてないと言えるのです。
その他にも身体能力や体格の差も弱さの理由の一つだと言われています。日本人は海外、特にアフリカの人たちに比べて体格が小さく、身体能力も劣っています。また日本人はサッカーに欠かせない背中やお尻など、身体の裏側の筋肉が足りていません。そのため明らかに日本人よりも有利な身体を持っている海外選手になかなか勝つことができないのです。そして何よりも、その差を埋めるために必要な技術や判断力が不足しています。もし体格や身体能力の差を補うのに十分な技術があれば、女子日本代表のように世界トップの座を奪うことも不可能ではないでしょう。
このように男子サッカー日本代表が弱い理由はいくつも考えられます。しかし弱いからと言って応援しがいがないわけではありません。今後も日本代表の活躍を願って応援し続けましょう。